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飛び出すプリンツ21!! 3D編集部 イベントスケジュール

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過去のイベント一覧

「女優と監督の親密な関係ー増村保造を語るー」


『監督と女優の親密な関係 濱口竜介×若尾文子ー増村保造を語るー』
にお越し下さった皆様、この度は誠にありがとうございました。
また平日の真っ昼間開催ということで来たくても来られなかった皆様ごめんなさい。お二人の対談とっても良かったです。
   
【イベントレポート】
ー前編・初対面ー
10月4日、まだ粘り強く暑さが残る蒸し蒸した日ではありましたが、時折吹く風はきりっとして秋でした。
平日の昼間という時間帯にも関わらず会場は大盛況で、始まる前から来場者の期待感が伝染してそわそわしておりました。
シークレット作品の上映が始まってまもなく、濱口監督が会場入り。
取材を一本終えてから来ました という監督、これからいよいよ対面する”あこがれの人”の到着を待つ間に打ち合わせ。作品から(勝手に)想像していた気難しくて論理的な人かと思いきや、朗らかに声を上げて笑う、ゆったりとした雰囲気を持ったお方でした。
そしていよいよ若尾文子さん登場!!控え室に若尾さんが入られた瞬間、室内の空気がキリッと覚醒するのを感じました。
うす桃色のお着物に真っ白い肌はとても妖艶で、一言一言を大事にしながら言葉を紡ぐ若尾さんに、濱口さんのゆったりした空気はドキドキと心臓の鼓動が聞こえるような熱っぽいものへと変化していきました。
若尾さん、その前に劇場にて濱口さんの作品を少しだけ鑑賞しており、感想は「なんだか難しい映画ですのね。分からないから出てきてしまいました。」とあっけらかんと仰っておりました。さすが!


ー後編・いよいよ本番ー
ロビーのざわめきが聞こえてきて、終映したことが分かるとお二人の顔がキリリ!いよいよ対談です。
大きな拍手の中、濱口さんのエスコートで壇上に上がられた若尾さんは真っ直ぐに客席を見つめられていました。
対談は増村監督作品についての濱口さんのご質問に答える形で進んで行きました。
濱口さんの熱っぽい質問に若尾さんは終始ゆったりとくつろいだ様子。
若尾さんは特に女優と監督という関係性について、撮影中監督とプライベートな時間を共有する事はいっさいなかったそうで、絶妙な距離感を保ちながら撮影に挑んでいたそうです。俳優というのは監督が作りたいと思うものに沿って演技いくもので、そこに向かって努力しものすごい緊張と集中力でもって共同で一つの作品に作り上げていくのである、と。
それに対し、濱口さんは作中の若尾さんはまるで演技に見えない、若尾さんそのものが役そのもののようだと返し、若尾さんは「そうじゃなきゃ困りますもの」とさらりと答えられ、客席からは暖かい笑いが沸きました。
まじめなお話から、それにまつわる思い出話など、約1時間という短い時間の中、増村監督と若尾さん、そしてその作品に対する濱口さんの視点というトライアングルをぐるぐる往還するような、深く多岐にわたるお話を聞く事が出来、若尾さんと濱口さん双方のファンにとって、貴重な機会となりました!

貴重なお話を惜しげも無く披露して下さった若尾さん、濱口さんありがとうございます!
また、最後の質問コーナーで鋭い質問を下さったり、暖かい拍手と笑いで会場を”親密”な空気にして下さった観客の皆様、誠にありがとうございました☆
今後とも楽しくも身になるイベントをプリンツ21では企画して参りますので、皆様是非またのご参加をお待ちしております!

開催日:2013年10月4日(金)
時間:12:45開場(整理券番号順/自由席)13:00開演
料金:2,000円
会場:オーディトリウム渋谷(渋谷区円山町1−5KINOHOUSE 2F)
主催:飛び出すプリンツ21!!3D編集部

ファム・ファタール 女優若尾文子ー金子國義スクリーンvol.1


「ファム・ファタール 女優若尾文子ー金子國義スクリーンvol.1」にお越しいただいた皆様、この度は誠にありがとうございました。
まずはじめに、映画「妻は告白する」上映の際、冒頭で音声が入っていないというトラブルがあり、ご来場の皆様には大変ご迷惑をおかけ致しましたこと、心よりお詫び申し上げます。

【イベントレポート】
12月7日、北風が吹き付けて寒さは厳しいけれどカーンとよく晴れていいお天気。会場内は立ち見が出るほどの盛況ぶりで外の寒さを忘れてしまうほどの熱気に満ちておりました。
壇上に姿を現した若尾さんはあでやかな着物姿、金子先生は鹿柄のセーターにもじゃもじゃの金髪とまさしく絵に描いたような”大女優”と”画家”!!
異色の取り合わせにトーク開始前からどんな展開になるのか、場内にはワクワクした空気が漂っていました。
トークショーの話題はまず、舞台上に展示してある金子先生が今回のために描き下ろして下さった若尾さんのポートレートから始まりました。
映画「妻は告白する」のラストシーンで、雨に打たれずぶ濡れになった若尾さんの姿を描いたのだそう。それを聞いて若尾さんは”私よりも数段かわいいわ”とおっしゃる一コマも。
その後はお客様の質問も交えながら主に映画についてお話を頂きました。
金子先生は若尾さんご出演の映画を何度も繰り返しご鑑賞、気に入ったものについては音声を録音し、それを聞きながら絵画制作をされるそう。そんな先生から若尾さんへのご質問はとてもマニアック!
様々な映画のワンシーンについて「あのときの着物の柄がすばらしい」とか「あのカメラのアングルは斬新だ」、「あのラストシーンでタンカを切る若尾さんが好き」など細部までよく覚えていらっしゃる先生に対し、若尾さんは「あら私そんなこといったかしら?」「そうだったかしら?よくご存知ですね」とご出演された本人よりも若尾さんのファンである先生の方がよく覚えていらっしゃいました。またそんな掛け合いの中で、若尾さんは撮影秘話や当時どのような思いで撮影に臨んでいたかを交えてご質問にお答え下さいました。
 プロのインタビュアーのようなしゃちこばった質問や映画論ではなく、あくまで画家として、また一若尾文子ファンとして金子先生がお聞きしたかったことや感想は少なからず若尾文子”オタク=ファン”の皆様の共感を得られたことと思います。
若尾さんと金子先生の素直な心からのお話で会場内は打ち解け、くつろいだた雰囲気に満ち溢れた楽しいひと時となりました。

この度貴重なお話を下さった若尾文子さんと金子國義さん、またお二人の記憶が定かではない時に客席から様々なことをお教えくださったご来場のお客様(皆様金子先生に負けないファンっぷりでした!)誠にありがとうございました。
タイトルにもある通り、今回はvo.1ですのでプリンツ21ではまたこの続きを企画して参りたいと思います。今回来れなかったお客様も来て下さったお客様もどうぞお楽しみに☆


佐内正史+川本真琴 ポエトリーリーディング&ライブ


【イベントレポート】
この度のイベント「佐内正史+川本真琴 ポエトリーリーディング&ライブ」にお越しいただいた皆様、誠にありがとうございました!!
ようやく地獄蒸しの暑さが引いて、夜は肌寒いほどになってまいりました。
今回はそんな夕べにぴったりのイベントだったのではないでしょうか。

夜9時8分、佐内さんのゆる〜いトークから「佐内正史+川本真琴 ポエトリーリーディング&ライブ」の第一部は始まりました。
まずはスライドショーと朗読。かんかん照りの太陽とひまわり、円山町付近のあどけない昼の風景、裏路地の地面に鋭角に落ちる建物の影、カメラを向けられ思わず顔を隠す女の子の髪が風で舞う、ささやかだけれどドラマチックに満ちあふれたスライドショーが、氏の朗読とギターと共に展開いたしました。
それは劇場という太陽が射すことのない、常に夜が満ちているような空間と外の夜がぴたり符合していてなんだか心にしっくりした夜でした。そんな空間の中に佐内さんの写真は映写されましたが、それがスクリーンから漏れる日の光で日光浴しているようでとても心地よい30分でした!
第二部のライブは、佐内さんの休憩しようの合図で10分休憩の後スタート!佐内さん、川本さんが会場入りすると、前半のスライドショーの雰囲気とは変わり劇場にワクワク感が広がりました!
一曲目は「川本真琴and幽霊」(幽霊=佐内正史)ファーストアルバムより『first flight night』でスタート!ふかふかの椅子と佐内さんの朗読ですっかり気持ち良くなっていたところ、川本さんの力強い歌声の衝撃で意識が覚醒いたしました!客席の左右に分かれて歌うパフォーマンスで間近に聞く歌声に会場は大興奮となり、そのまま続いて2曲目『DEVELOP』も披露されました。そこからお二人のトークに突入、始めは佐内さんワールド全開のトークに会場内には???が漂っておりましたが、川本さんの通訳(?)が入ったことで?!!が生まれ、次第に佐内ワールドに共感する方が増えてくると、会場はアットホームな雰囲気に包まれリラックスしたトークとなりました。
3曲目は『豆の収穫』佐内さんの詩の朗読が組み込まれた曲で、川本さんのキーボードも相まって前半の朗読とはまた違った趣きがありました。4曲目はダニエル・ラヴォワ作詞作曲のシャンソン『出会いの星』をしっとりと歌い上げ、ライブの終わりにふさわしい、清々しいけどちょっと切ないエンディングとなりました。
この度のライブで「川本真琴and幽霊」は初披露(佐内さん曰く初ライブではなく初発表会だそう)ということで大興奮の1時間はあっという間に過ぎてしまいましたが、ライブが終わった後には佐内さん川本さんのサイン会が行われ、多くのファンの方が列を作ってお二人とのトークも楽しんで下さいました。
夜遅くからのスタートにも関わらず、多くのファンの方が来てくださり、大興奮のうちにイベントは終了致しました。今回来てくださった皆様、また来られなかった皆様!!またこのようなプリンツ21らしいイベントを企画して参りますので次のイベントにもご期待くださいませ!!!


金子國義画伯と秘密のディナー・パーティー


『金子國義画伯と秘密のディナー・パーティー』
【イベントレポート】
ディナーパーティ当日、7月というのに冷たい小雨がが降るなかでパーティは始まりましたが、金子先生と共に美味しい料理とお酒をいただき、とても楽しい一夜となりました。
会場の「山羊に、きく?」は代官山駅すぐ近く、ビルの地下一階にあるとても温かい雰囲気のお店で、外の寒さを忘れさせてくれる空間でした。
パーティの準備には金子先生本人もいらして下さり、自ら指揮を取って作品の搬入をして下さいました!ライティングや絵の位置などを、微妙に変えながらベストな位置を探り3時間ほどかけて展示いたしましたが、全ての絵が壁に掛かると、そこはおとぎの国のような空間に仕上がり、とても幻想的でした。
仕上げに、金子先生はお客様から頂いた花束をその場で花瓶に生けてくださり、お客様の目を楽しませる演出となりました。
そんな幻惑的な空間の中、井澤シェフの独創的なお料理を堪能。野菜と脂分の少ないヒレ肉やお魚など、ヘルシーな上にどれもとても美味しかったので、金子先生も大満足のご様子でした。
最後には7月22日に誕生日を迎えられる金子先生にサプライズでケーキをプレゼント!でも、残念ながら血糖値の値が高いため、ケーキは食べられないとのことでしたので、ケーキの上のイチゴだけを召し上がって頂きました。
その後もお客様の弾くピアノに合わせて美声を披露して下さったりと予定時間を大幅にオーバーしてパーティを楽しんで下さいました。
 たくさん食べて飲んで笑顔になった帰り道、お店を出て小雨の中歩いていると徐々に夢から覚めて行く様な心持ちになり、まるで『不思議の国のアリス』といった趣きでした。

金子先生の絵から抜け出して来たようなお客様、おいしい料理、温かいお店、そして何より金子先生のお人柄によってとても楽しいパーティとなりました。
『金子國義画伯と秘密のディナー・パーティー』へいらして下さったお客様に心より御礼申し上げます。

〈スペシャル・ディナーメニュー〉
1. 鱧とアスパラガスのムース 蛤のスープ仕立
2. 鯵の軽いマリネとズッキーニ、フルーツトマトの前菜、サラダ仕立
3. 牛ヒレ肉のローストビーフ 若葉のサラダ添え
4. 生雲丹をのせたポム・ドゥフィノワーズ
5. 旬魚のポアレ サフラン風味の白ワインソース
6. マグレ・ド・カナールの炭火グリル いちじくのソース
7. スイカのグラニテ

濃密ライブ&インタビューイベント★楳図かずお先生と踊ろう!!


濃密ライブ&インタビューイベント★楳図かずお先生と踊ろう!!
【イベントレポート】
少し遅くなってしまいましたが、プリンツ21企画イベント第一弾「楳図かずお先生と踊ろう!!」へお越し下さった皆様、どうもありがとうございました。
会場には小さなお子様から素敵なおじさままで、老若男女問わず熱烈な楳図ファンが来て下さり、大盛り上がりの一日となりました!

さて当日の様子です。
イベントは第一部で楳図先生原作の映画『蛇娘と白髪魔』の上映、第二部で先生のライブ&インタビューイベントという豪華なラインナップで行なわれました。モノクロホラーの映画は小さなお子様には怖すぎたようで、途中退場してしまいましたが、先生曰く「怖い映画を作ったのだから、怖がってもらわなくちゃつまらないじゃないですか」とのこと。確かにその通り!!!ちなみに、映画には先生御本人もタクシー運転手という役でカメオ出演されており、楳図ファンにはたまらない一本です。
第二部は一時間の休憩を挟んでの開幕でしたが、その間、楽屋へ移動中の先生に運良く出会えたファンの方々は歓声を上げて握手を求めていました。
そしていよいよライブ開幕!!信じられぬほどのエネルギーを迸らせ、初めはしっとりと「新宿烏」、次に新曲の「大阪の女」や「タンゴ・アルゼンチーノ」などノリノリで熱唱。また、曲のイメージに合わせた衣裳や、舞台上での早着替など先生ご自身の発案によるパフォーマンスに会場は大興奮でした!
お次はライブの興奮冷めやらぬまま、インタビューイベントへ突入。先生に質問をしたいお客様に挙手して頂き、その中で司会者に指名された人がきっちり3分間だけ先生に質問し、解答を得る時間を与えられる、というシビアなルールで行なわれました。短いような長いような3分間の中で、先生のことがどれだけ好きか思いの丈を打ち明ける人、先生について論文を書こうとしている学生の方、新作を待ち望んでいる人、先生の趣味が知りたい人、等々。様々な人がその人の聞きたいことを質問することで、先生の様々な面を垣間見ることができました。例えば、まだ秘密だけれども新しいことが進行中だということ(楽しみに待ちましょう!)好きな食べ物は芋、豆、根っこだということ等々。聞きたかったこと全部はインタビュー出来ませんでしたが、熱狂的楳図ファンの皆様の鋭いご質問と、時間の制約がある事で、緊張感のあるドキドキの質問タイムでした!
そして、インタビューイベントを挟んで二度目のライブ!!
グワシダンサーズも登場し、「海賊ロック」の振付け講座もあり、お客様もステージに上がって先生と一緒に歌って踊って、楳図ワールドにどっぷり浸かりました。最後はお客様のアンコールに応えて、ポール・アンカの「You Are My Destiny」の熱唱で4時間半の濃密ライブ&インタビューイベントは幕を閉じました。

終ってみて、このイベントを一言で表すなら、「濃ゆい一日」でした!!
楳図先生の人を惹き付けるカリスマ性に改めて驚嘆しつつ、百人以上の人々をほぼ丸一日楽しませて下さった先生には感謝いたしております!
 今後プリンツ21では、楳図先生を招いたイベントをまた企画いたしますので、今回来て下さった方も、来られなかった方も、次回お会いできることを楽しみにしております。

(撮影:福井馨)

◎主催:飛び出すプリンツ21!! 3D編集部(株式会社プリンツ21)
◎協力:楳図プロダクション、ビクター・エンタテインメント株式会社、株式会社アート・ストーム、株式会社小学館集英社プロダクション、オーディトリウム渋谷

群青いろ.11


日時:2011年12月18日
場所:渋谷AUDITORIUM

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